スタジオ伝伝は、オーナー様に寄り添いながら
建物活用の入口から出口までをデザインしていく会社です。
事業収支など費用の相談から、どんな物件にしたいかなど
オーナー様の想いを形にし、完成のイメージを共有しながら
不動産の募集、その後の管理のお手伝いまて行います。
2018年にできあがった物件の事例をご紹介します。
東京都練馬区/鉄骨造2階建
1980年新築
2018年リノベーション完成
築40年近い賃貸アパートを所有のオーナー様から、
コンセプトを新たに違った形でチャレンジを
したいと相談を受けました
スタジオ伝伝で、建物の調査を行い、
新築と改修のそれぞれのプランを検討し、
併せて事業収支を作成します
建物調査の結果、状態は良く、改修で十分建物は保たれること、また事業収支からも改修の方が初期投資を抑えられることから、オーナー様とご相談の上、改修案で進めることになりました。
対話を重ねて、オーナー様の要望を聞き、
建物のコンセプトを考えていきます
地域も高齢化が進んでいく中、まちを元気にする様な物件、建物内にとどまらず地域に根差した物件、関わる人が皆楽しくなる物件、というコンセプトがかたまっていきました。
コンセプトを形にしていきます
そこで、スタジオ伝伝のサテライトスタジオがある、岐阜の郡上八幡の町家からヒントを得て、建物の前でナリワイをし、後ろで暮らす、自分のやりたいことで地域と繋がることをコンセプトとした「ナリワイ型賃貸住宅」をご提案。オーナー様にもそのコンセプトを気に入ってもらい、プロジェクトを進めることになりました。
プロジェクト遂行のためのチームを組みます
建築設計はスタジオ伝伝とつばめ舎建築設計さんと共同で行い、建物のシンボルになる賃貸物件のロゴデザイン、ホームページを作成する会社、建物のコンセプトを表すイラストを作成するデザイナーさんたちと協働メンバーを組みました。そして不動産募集はスタジオ伝伝が担当し、チーム一丸となって建物作りを行いました。
不動産募集を行います
入居検討者が実際の生活をイメージしやすい様なホームページを作成。
SNS発信も活用しながら不動産賃貸募集を行いました。
賃貸募集では、全13戸、コーヒー屋さん、雑貨屋さん、飲食店、アトリエなどのイメージプランを作成し、入居検討者がここでの暮らしをイメージしやすい様に工夫し、2ヶ月で全住戸に入居者が決まりました。
建物運営のルール作成、管理規約の作成
オーナー様と対話を重ね、入居者さん同士が協力しながら、管理運営できる自立した建物を目指す方向性が決まりました。共用部分を入居者さんが定期的に清掃したり、電球交換などの管理も入居者さんにお任せする、自主管理をコンセプトにした建物をご提案し、運営ルールや管理規約を作成しました。
清掃の時間は入居者さん同士のコミュニケーションの場となり、ナリワイの助け合いにもつながりました。
マルシェを開催
マルシェを通して、地域の人に入居者さんのナリワイやお店を知ってもらい、地域と交流を持つ建物が出来ました。オーナー様も、入居者さんのお店でお買い物をしたり、交流を楽しんで下さっています。